不器用恋愛




和室から聞こえたのは
いつも通りの大輝と
可愛らしい女の子数人の声。




襖を少しだけ開けて中を覗くと
楽しそうに話す大輝と女の子。




生徒さんと話してるだけ・・・・・

ただ話してるだけなのに











こんなことぐらいで妬くなんてみっともない・・・


"重い" "束縛"


って自分でも思うけど
どうしても自分の心の底から
汚い黒い感情が湧き出てくる・・・・・・。













そんな黒い感情と戦いながらあたしは
もう一度中を覗くと





大輝が女の子の後ろから抱きしめるように
女の子が生けた花を直していた。