不器用恋愛




俺は少し庭で気持ちを鎮めたあと

部屋に戻ると、大塚しかいなかった。




「あれ?奈緒と卓也は?」


「さっき結城くんが連れてったよ」


「はぁ?」



あいつは何を企んでんだ・・・・・?





「櫻宮ってさー」


大塚は意外そうに俺を見ながら言う。



「意外と我慢できんだね」


「な・・何が?」


「独占欲強そうだから、付き合ったらすぐ・・・・とか思ってたからさ」


「・・・・・・・お前、下ネタいけるんだ」


「人並みにはね」



卓也は厄介だと思ってたけど
大塚も充分やっかいだ。






「とか言って、お前俺が奈緒襲ったらキレるだろ?」


「無理矢理したら・・・ね」



そう言った大塚の目はガチだった。