奈緒のやつ・・・・
襲われたいのか
襲われたくないのか、わかんねーよ・・・・。
しかも俺も相当やばい。
奈緒の唇
媚薬でも塗られてんのかってぐらい
欲情する・・・・・
「お前よくキスだけで我慢できるな」
卓也は尊敬の入り混じった目で俺を見てくる。
「死ぬ気でとめてんだよ」
「今日だって泊まりだしさ〜」
「・・・・・何勝手に泊まることにしてんだよ」
「別にいいだろ、それにもう大塚さんに言っちゃったし」
「・・・・・・いいけど、何心配してんの?」
「だってお前・・・・初二人っきりの夜だろ?」
「いや意味わかんねーよ
だいたい奈緒と大塚が一緒に寝るに決まってんだろ」
そう俺が言うと
卓也はニヤリと笑いながら
「まあ、お楽しみに〜」
と言いながら部屋に戻っていった。