不器用恋愛





「はぁ・・・はぁ・・・・くる・・・・しいよバカ・・・」





奈緒さーん
睨んでるつもりだろうけど
俺からしたら誘ってるようにしか見えないよ?


なんて言ったら殴られそうだから言わないけど。













「そりゃ何年我慢したと思ってんだよ・・・」


「・・・・・最近じゃないの?」


「なわけあるか!!!10年だぞ10年!!!」


「え・・・・だって大輝・・・

あたしのこと"ただの幼なじみ"って言ってたじゃん・・・・」


「・・・・・・いつ?」


「小5の時だよ!!覚えてないの!?」


「覚えてねーよ・・・・つかそんなの・・・・・
照れ隠しに決まってんだろ」


「え〜・・・・あたしがどんだけ泣いたと・・・・」


そう言ってプイッと俺に背を向ける奈緒。



睨んだ後は拗ねるのかよ・・・



でも拗ねてほっぺ膨らましてそっぽ向いてる奈緒が
異常なほど可愛いと思ってしまう俺は重傷だろう。