危機一髪 ドアが閉まる前に乗車出来たのだが そのまま車内で滑って転んでしまった 目の前に居たのが恭介 「大丈夫?」 「あ・・・はい」 「ほら」 と 手を差し伸べてきたのだ あたしは素直にその手を取り起き上った 「怪我とかない?」 「はい 大丈夫です」 「急いでた?」 「これ乗り過ごしたら あとの待ち時間が長いので ホントありがとうございました」 「いえいえ じゃー」 心臓がドキドキしてやまなかった