「彩音さんに教えることなんてないわぁ~ すごく上手だもん」


「そんなことないですよ~ 褒めないでください!さっきみたいに失敗しちゃいますから・・・」


そう さっきの失敗とは・・・お砂糖とお塩 間違えちゃって・・・


「彩音の手料理は上手いから」


「あらそう!ホントいつもごめんなさいね 省吾がお世話になっちゃって」


「お世話って なんか変ですね
お世話なんてしてませんよ あたしの方が助けられてるもん」


「そうそう オレが彩音の面倒を見てる(笑)」


「ゲッ!そこは正直に言わなくても・・・」


軽い言い合い


「あらあら 仲がいいこと」


お義母さんの言葉に


「当然じゃん」


と 省吾の返事


恥ずかしい・・・