「お父さん 頭をあげてください うちの方はありがたく思ってるんですから ホント省吾くんみたいな人と出会えて安心してるんですから」 あたしの父がそう言った それから式の日取りなど みんなで話し合って決めたのだ 同級生の二人はあたしたちの結婚で親戚同士になるからって ハイテンション 「今度ふたりでお茶しない?」 「いいわね~ 昔話とかしましょうよ」 って あたしたちの話は全く感知せず…