□ □ □ □ □ 『………?』 視線を感じる。 あたしはゆっくりと目を開いた。 『おはよう。』 『あっ…!?』 目と鼻の先にいたのは透。 見た瞬間,あたしは驚きと恐怖に顔を歪ませた。 それを見た透は 『大丈夫。何もしないよ』 と,悲しげに微笑んだ。 監禁している人とは思えないほど悲しそうであたしは目を逸らした。