【仮】首輪を,キミに。


『ありがとうございました~』

やっとのことでパジャマの入った袋を受け取って,足早に店を出る。

『待ってるかなぁ…。』

空を仰ぐように見上げると雪が雨へと変わり、しとしとと降り注いでいた。



『急がなきゃな。』

俺は世憂姉の喜ぶ顔を頭に浮かべ,急いでチャリを漕いだ。