濃紺のブレザーはハンガーに掛け、干している。だけどシャツはそのまま着てもらっていた。
「いいけど……替えの服がなくて。どうしようかな」
私が返事をしたときには、ハルくんのシャツはすでにいくつかボタンが外されていて、引き締まった白い肌が覗いていた。
「待って待って! 今何か羽織る物持ってくるから」
思い切り慌てた私はキッチンを飛び出し、クローゼットへ走った。
男の子だから上半身裸のままでも良いのだろうけど、私が困る。目のやり場に困る。
ハルくんでも着れそうな大きめの服。それともシーツにくるまってもらった方が手っ取り早いか。
考えあくね、結局バスタオルを肩に掛けてもらうことにした。
「なゆさん、意識しすぎじゃない? たかが子どもの裸見たくらいで、ねえ。男に免疫ないのかなー」
からかうような視線を感じ、うつむき加減で頬を染める私。
子どもと言っても、ハルくんは大人との中間くらいの時期だから微妙なところ。
危うい色気が身についているので、すでに子どもとは呼べない年だと思う。
「変な誤解しないでね、何か羽織ってないと風邪を引いたら大変でしょ?」
「ふーん……。なゆさんて、ほんと母さんみたい」
誉め言葉なのかそうでないのか。
何となく、ハルくんからは異性として見られていない気がする。
「いいけど……替えの服がなくて。どうしようかな」
私が返事をしたときには、ハルくんのシャツはすでにいくつかボタンが外されていて、引き締まった白い肌が覗いていた。
「待って待って! 今何か羽織る物持ってくるから」
思い切り慌てた私はキッチンを飛び出し、クローゼットへ走った。
男の子だから上半身裸のままでも良いのだろうけど、私が困る。目のやり場に困る。
ハルくんでも着れそうな大きめの服。それともシーツにくるまってもらった方が手っ取り早いか。
考えあくね、結局バスタオルを肩に掛けてもらうことにした。
「なゆさん、意識しすぎじゃない? たかが子どもの裸見たくらいで、ねえ。男に免疫ないのかなー」
からかうような視線を感じ、うつむき加減で頬を染める私。
子どもと言っても、ハルくんは大人との中間くらいの時期だから微妙なところ。
危うい色気が身についているので、すでに子どもとは呼べない年だと思う。
「変な誤解しないでね、何か羽織ってないと風邪を引いたら大変でしょ?」
「ふーん……。なゆさんて、ほんと母さんみたい」
誉め言葉なのかそうでないのか。
何となく、ハルくんからは異性として見られていない気がする。



