『俺も話がある。明後日、迎えに行く』
短い文だったけれど、断りの返事ではないことにひとまず安堵する。
そして彼の方も何か“話がある”という言葉にドキリとさせられた。
期待させるような言い回しは、できればやめて欲しい。
自意識過剰な勘違いだったときのショックが、大きすぎるから。
◇
拓馬との約束の日まで、私は自分磨きに励むことにした。
普段は行かないネイルサロンへ行き、翔さんの美容室にまで足を運んだ。
自室の姿見の前に立ち、おかしな所がないか確認する。
服装はファッション雑誌に載っていたデート用のコーデを真似て、半袖の白いニットにボルドーのプリーツスカートを合わせてみた。
メイクはキツくなりすぎないよう、ナチュラルに。
癖のある髪は翔さんがストレートにブローしてくれて、肩にサラサラと流れている。
インターホンが鳴り、拓馬が迎えに来てくれたようだ。
人生初めての告白をすることを考えると、緊張しすぎて倒れそう。
ドアを開け、背の高い拓馬と目が合った途端、思いきり目をそらしてしまった。
短い文だったけれど、断りの返事ではないことにひとまず安堵する。
そして彼の方も何か“話がある”という言葉にドキリとさせられた。
期待させるような言い回しは、できればやめて欲しい。
自意識過剰な勘違いだったときのショックが、大きすぎるから。
◇
拓馬との約束の日まで、私は自分磨きに励むことにした。
普段は行かないネイルサロンへ行き、翔さんの美容室にまで足を運んだ。
自室の姿見の前に立ち、おかしな所がないか確認する。
服装はファッション雑誌に載っていたデート用のコーデを真似て、半袖の白いニットにボルドーのプリーツスカートを合わせてみた。
メイクはキツくなりすぎないよう、ナチュラルに。
癖のある髪は翔さんがストレートにブローしてくれて、肩にサラサラと流れている。
インターホンが鳴り、拓馬が迎えに来てくれたようだ。
人生初めての告白をすることを考えると、緊張しすぎて倒れそう。
ドアを開け、背の高い拓馬と目が合った途端、思いきり目をそらしてしまった。



