「私だって泊まるつもりはなかったよ。ハルくんも誰も帰ってこないから仕方なく……」
「それは悪かったって。次からは気をつける。ハルが夜中まで帰ってこないなんて初めてのことだったから」
拓馬は珍しく素直に謝ってきた。
「そうなの? 拓馬はいつ帰ってきたの?」
「俺は0時頃で兄貴はそのすぐ後。一花の隣にあんたを寝かせたから、ベッド狭いし兄貴はソファで寝てもらった」
「……一馬さんも一緒に寝てたのかと思った」
ホッとすると同時に、疲れて帰ってきた一馬さんをソファに寝かせてしまったことを申し訳なく思う。
「そんなことさせるわけないだろ」
眉間にしわを寄せた拓馬は吐き捨てるように言い、私のお皿に出来立てのフレンチトーストを乗せてくれる。
「……ありがとう」
「それってどっちの返事?」
「一応、両方のつもり」
メープルシロップのかかったバター風味のフレンチトーストはほどよく甘く、外側はカリッと、中身はふんわり柔らかかった。
「へえ……意外と素直なんだ」
すぐそばに拓馬の気配を感じ、一瞬にして心拍数が上昇する。
斜め後ろに立たれると、どうしたら良いかわからず戸惑う。
「それは悪かったって。次からは気をつける。ハルが夜中まで帰ってこないなんて初めてのことだったから」
拓馬は珍しく素直に謝ってきた。
「そうなの? 拓馬はいつ帰ってきたの?」
「俺は0時頃で兄貴はそのすぐ後。一花の隣にあんたを寝かせたから、ベッド狭いし兄貴はソファで寝てもらった」
「……一馬さんも一緒に寝てたのかと思った」
ホッとすると同時に、疲れて帰ってきた一馬さんをソファに寝かせてしまったことを申し訳なく思う。
「そんなことさせるわけないだろ」
眉間にしわを寄せた拓馬は吐き捨てるように言い、私のお皿に出来立てのフレンチトーストを乗せてくれる。
「……ありがとう」
「それってどっちの返事?」
「一応、両方のつもり」
メープルシロップのかかったバター風味のフレンチトーストはほどよく甘く、外側はカリッと、中身はふんわり柔らかかった。
「へえ……意外と素直なんだ」
すぐそばに拓馬の気配を感じ、一瞬にして心拍数が上昇する。
斜め後ろに立たれると、どうしたら良いかわからず戸惑う。



