「いや、普段は週三で会ってるんだよね?学校どころか年齢も違う相手と二年以上も付き合ってて、それだけ頻繁に会ってる方がすごいと思うんだけど」


呆れたように笑いながらもクールな口調で言った真保を、睨むようにしてジトッと見る。


「あたしは、毎日だって雪ちゃんに会いたいもん!でも、雪ちゃんの大学はちょっと遠いし、大学生って色々と忙しいみたいだから、我慢してるんだよ!?」


「雪緒君だって、たまには甘えたがりな渚から解放されて、自由に過ごしたいでしょ」


「ひっどーい!」


呆れ果てている真保に抗議をすると、彼女から大きなため息が返って来た。