ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

不意に、頭の中が冷静になっていくのがわかった。


張り裂けそうな胸の中では、悲しみや寂しさが増幅していく。


そっか……。


やっぱり、最初からこうすれば良かったんだ……。


だって……。


あたし達は、“ずっと一緒”なんだから……。


ぼんやりと見つめた海には、まるでどんよりとした空の色を映すようにいつもの煌めきは無い。


そこに引き寄せられるように立ち上がって、ゆっくりと歩き出した。


恐くは無かった。


不安も無かった。


だって……。


この先には、きっと雪ちゃんがいるから……。