ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

雪ちゃんは、やっぱりあたしに会いに来てくれたんだ……!


抱いていたどうしようもない程の悲しさと、積もり積もった寂しさを押し退けるように込み上げて来たのは、言葉には出来ない程の喜び。


きっと、何もかもが悪い夢だったんだと解釈をして、ただひたすら走った。


海が運んで来る強い潮風は、ちっとも苦にならなかった。


冷た過ぎる空気だって、別に何とも無かった。


あたしは喜びだけを抱いて、砂浜に何度も足を取られてしまいそうになりながら、やっとの思いで海を見つめている人の腕を取った。


「雪ちゃん……っ!」