「あの子の部屋から出て来たの。それ、全部渚ちゃんがくれた物でしょう?」
力無く頷いたあたしに、おばさんは柔らかく微笑んだ。
「雪緒は、本当に渚ちゃんの事が大切だったのよ。ありがとう、雪緒の事を好きになってくれて……」
雪ちゃんとよく似た笑顔が、少しずつぼやけていく。
滲む視界の中にいるのは、一瞬彼なんじゃないかと思ってしまった。
「雪緒を大切にしてくれて、ありがとう……。最期まで雪緒の傍にいてくれて、本当にありがとう」
優しい微笑みに雪ちゃんを重ねていると、おばさんはあたしの手を握った。
力無く頷いたあたしに、おばさんは柔らかく微笑んだ。
「雪緒は、本当に渚ちゃんの事が大切だったのよ。ありがとう、雪緒の事を好きになってくれて……」
雪ちゃんとよく似た笑顔が、少しずつぼやけていく。
滲む視界の中にいるのは、一瞬彼なんじゃないかと思ってしまった。
「雪緒を大切にしてくれて、ありがとう……。最期まで雪緒の傍にいてくれて、本当にありがとう」
優しい微笑みに雪ちゃんを重ねていると、おばさんはあたしの手を握った。



