ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

雪ちゃんが綺麗な花に囲まれた後、とうとう最後の対面になってしまった。


葬儀場のあちこちから、啜り泣く声が聞こえて来る。


もちろんあたしやお兄ちゃんや両親、そして雪ちゃんの両親も、顔をグチャグチャにして泣いていた。


「この後は……もう、お顔を見る事は出来ませんので……」


そう説明してくれた女性スタッフも近所の人で、その瞳は真っ赤になっていた。


ねぇ、雪ちゃん……。


こんなにもたくさんの人を泣かせるなんて酷いよ……。


「ゆ……きちゃ……」


だけど……。


だけどね……。