ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

葬儀の参列者は昨日よりも多くて、雪ちゃんの人柄が滲み出ているような時間が流れた。


何だか懐かしいと思えそうな瞬間を過ごしながらも、あたしは彼がいない現実を嘆く事しか出来なくて……。


誰に何を言われても返事も出来ない程、ただただ泣いていた。


誰かの口から“ご遺体”って言葉が出た時は、『遺体なんて言わないで!』って泣き叫んだような気もするけど、本当の所はどうだったのかわからない。


泣き過ぎたせいで、次第に頭がボーッとしていって……。


どこまでが現実なのかわからなくなって、最後には夢の中にいる気さえしていた。