ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

慎ましい雰囲気の中、お通夜は始まり、あっという間に終わった。


小さな街だから、参列者はもちろん知り合いばかりで……。


あたしと雪ちゃんが付き合っていた事を知っている人も、少なくは無かった。


顔がグチャグチャになるまで泣きながらも、参列者達の視線が何を言っているのかがわかって、やり場の無い感情だけが募っていく。


お兄ちゃんから連絡を貰って参列した真保は、お通夜が終わった後すぐにあたしの元に駆け寄って来て……。


あたしを抱き締めながら声を押し殺すようにして泣き、彼女の腕の中にいるあたしも涙が止まらなかった。