ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

窓から射し込む光が、白い部屋を柔らかく照らす。


それが憎らしいくらいに優しい雰囲気を生み出しているのに、とてもじゃないけど笑う事は出来なくて……。


あたしは小指を絡めたまま、体を小さく震わせながら泣いた。


唇を噛み締めても一度零れ出した涙は止まらなくて、真っ白なシーツに次から次へと丸い染みを作っていく。


「渚……」


呼び掛けに目を瞬かせて応えれば、雪ちゃんは眉を寄せながら微笑んでいて──。


「ごめん……」


その優しい瞳には、今にも零れ落ちてしまいそうな程の大粒の涙が浮かんでいた。