ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

「ごめんなさい……。ごめんなさい、ごめんなさいっ……!」


百万回謝ってでも、それでも許されなくても──。


「渚……っ、頼むから離れろっ……!」


雪ちゃんのこのお願いだけは、聞き入れられないと思った。


だって……。


雪ちゃんと出会ってからずっと彼が全てだったあたしは、もう雪ちゃんのいない世界を思い出せない。


雪ちゃんの温もりを失くして生きていく事なんて出来そうに無いから、せめて彼の子どもが欲しいと思った。


こんな気持ちで子どもを欲するなんて最低だって事は、わかっている。


だけど……。