ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

「雪ちゃん、横になって」


「え……?」


キョトンとする雪ちゃんに笑顔を向け、彼の下から抜け出す。


あたしは、不思議そうにしたままの雪ちゃんの上にそっと乗って、彼の唇にゆっくりとキスを落とした。


「今日は、あたしがシてあげる……」


平静を装うあたしがドキドキしている事を、雪ちゃんは見透かすように瞳を緩めた。


「大胆な渚もいいね。でもそんな台詞、誰に教えて貰ったの?」


「意地悪……。雪ちゃんしかいない事、知ってるくせに……」


意地悪な雪ちゃんに、思わず眉を下げて唇を尖らせた。