ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

抱き締め返してくれた雪ちゃんの体温を感じていると、彼の手があたしの背中を優しく這い始めた。


「雪ちゃん、くすぐったいよ……」


「……くすぐったいだけ?」


体を離して悪戯な笑みを浮かべる雪ちゃんに、頬が熱を帯びていく。


「もう……」


「渚がスイッチ入れるからだよ」


「やだ、入れてないもん……」


胸を這う手を制するあたしを見て、雪ちゃんがクスクスと笑う。


「その割には力が入ってないけど?」


彼が言いながら首筋に唇を寄せたから、思わず体がビクリと震えてしまった。