ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

「プレゼントがあるんだ」


「え?」


ベッドの中をゴソゴソと漁った雪ちゃんの手には、小さな箱。


一目で、そこに何が入っているのかわかってしまった。


「受け取ってくれる?」


言葉にならない声を出す前に、コクコクと頷く。


口を開くよりも先に零れたのは、一筋の温もり。


雪ちゃんは優しく微笑みながら、親指であたしの涙をそっと拭ってくれた。


「嬉し涙だから許すけど、あんまり泣かないで?襲いたくなるから」


冗談めかして言った彼が、首を傾げながら悪戯っぽい笑みを見せた。