ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

お兄ちゃんの言葉には、雪ちゃんへの信頼とか彼を認めているんだって気持ちが、たくさん詰まっていて……。


思わず、嬉し涙が込み上げて来そうになった。


「それに、お前と渚が結婚すれば、お前を殴れる口実が出来るだろ?」


数秒前まで真剣だった顔で、またニカッと笑う。


そんなお兄ちゃんに、雪ちゃんの表情が少しだけ緩んだ。


「ハハッ!」


その瞬間、僅かに柔らかくなった雰囲気を更に和ませるように、おじさんが豪快に笑い出した。


これにはさすがに雪ちゃんも驚いたのか、今度は皆と同じようにキョトンとした。