ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

ゆっくり、ゆっくりと息を吐いて、雪ちゃんを見つめ直す。


彼がさっきよりも曇った表情をしているのは、間違いなくあたしのせい。


雪ちゃんもおばさんも、傷付けているのはあたし。


それでも“ワガママ”を貫き通そうとするなんて、どうしようもないくらい最低なんだと思う。


だけど──。


「“雪ちゃんと一緒に生きてる”って強く思える、確かな証が欲しいの……。思い出も、物も、たくさんあるけど……。あたし、欲張りだからそれだけじゃ足りないんだ……」


やっぱり、あたしは雪ちゃんのお嫁さんになりたい。