ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

「それが理由なんだな?」


あたしを見据えるお父さんに、大きく頷いて見せる。


すると、お父さんは何かを考えるように目を閉じた。


「そうか……」


その直後に落とされた言葉に混じっていた小さなため息に、やっぱり反対されるんだと不安を覚えたけど……。


再び目を開けたお父さんの表情が優しくて、思わず目を小さく見開いた。


「自分で決めた道を進みなさい」


程なくして言われた言葉に、キョトンとしてしまう。


そんなあたしに、お父さんはシワが刻まれた目尻を下げて優しい眼差しを向けていた。