ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

声にした言葉には、たくさんの想いを乗せて……。


そして、人生で一番の覚悟を込めて、お父さんの瞳を真っ直ぐ見つめた。


真剣で重苦しい雰囲気は、あたしが口にした事の重大さをどんな言葉よりも雄弁に物語っている。


だけど……。


ここで引く訳にはいかない。


雪ちゃんに“その時”が迫っているのなら、同時にあたし達の“恋の終わり”も近付いている事になるから。


もう、本当に時間が無い。


だから今は、考えるよりも先に、ただ突き進むしか無いんだ。


しばらく続いた沈黙に終止符を打ったのは、またお父さんだった。