ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

「お願いがあります」


喉に張り付きそうになる声を、しっかりと出す。


両親達は、不思議そうに眉を寄せながらあたしを見ている。


お兄ちゃんは何かを察したように真剣な表情をしていて、雪ちゃんは相変わらず怪訝な顔をしていた。


これから口にする事は、間違っているのかもしれない。


だけど……。


あたしは、雪ちゃんとずっと一緒にいたいから。


「雪ちゃん」


真っ直ぐな瞳を向けたあたしに、雪ちゃんも真っ直ぐな視線を寄越す。


そんな彼への想いを精一杯込めて、続く言葉を紡いだ。