ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

翌日の土曜日は、朝から雪ちゃんの家に行った。


薬がよく効いているのか、今日の雪ちゃんはいつもよりも調子が良さそうで、すごくホッとして……。


あたしは彼に寄り添うように、ベッドで横になっていた。


「渚……」


温もりの中、不意に落ちて来たのは、あたしを呼ぶ優しい声。


「なぁに?」


雪ちゃんの胸元で埋めるようにしていた顔を上げれば、彼が小さな笑みを浮かべながら口を開いた。


「何を考えてるの?」


「え……?」


キョトンとしたあたしに、雪ちゃんは困ったように微笑んだ。