ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

お兄ちゃんの言葉に、目を大きく見開く。


いつも“腐れ縁”を強調している二人は、誰が見ても仲良しだと思うんだろうけど……。


あたしが知る限り、お互いの前では“親友”なんて臭い台詞を口にするような二人じゃない。


だけど、改めてその言葉で表された二人の関係は、正にその通りだって思った。


その後、お兄ちゃんは『少しでも力になりたいんだよ』って、小さく小さく付け足した。


ガラにも無い言葉を口にしたお兄ちゃんが、今どんな顔をしているのかはわからないけど……。


雪ちゃんは、何となく幸せそうに笑っている気がした。