ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜

リビングでお茶の用意をしていると、おじさんが入って来た。


「章太郎君といる時の雪緒は、覇気があるな」


嬉しそうに笑うおじさんに、あたしとおばさんは同時に頷いた。


「昔からそうだったわよね。雪緒が熱を出してる時に章太郎君がお見舞いに来てくれると、それまでどんなに苦しそうにしてても急に元気になって、いつも憎まれ口を叩いてたし……」


懐かしむようにクスクスと笑うおばさんに、あたしも笑みを向ける。


「あの二人って、『仲良しだよね』って言うと息ピッタリで否定するけど、そういう所も含めてやっぱり仲良しだよね」