「今すぐキスしたい」 「ダメだよ 誰か来ちゃうし」 『行き先ボタンを押してください』 エレベーター内にコールが鳴り響く そんなコールなんて無視 甘い甘いキス その時 突然エレベーターが開いた あっ! 目の前には男の人の集団が… 「おい おい雅紀 こんなことですんなよな 気持ちもわからないではないが…」 友達? 「お前らどこへ行くんだよ」 「タバコ吸いに出て 拓郎が躓いて転びそうになって 手を置いたところがたまたまエレベーターのボタンだったわけよ」