_三日目。
今日は、唯一の遠出の日。
今、この島で一番有名な浜辺に俺たちはいる。
一日目とは違い、海水浴を目的に
ガッツリ水着で海に入る予定だ。
沖縄来たら、やっぱり海だろ!!
さとうきび畑は、ここに来るまでに十分堪能した。
ああいう広大な土地を見ていたら
この島が小さな離れ島なんてこと、すぐに忘れてしまう。
「あ、倉持!星の砂!!」
「え?あ、ホントだ~。
この辺だけ、そうなのかな?」
秀と綾菜ちゃんがしゃげみこんで
砂をさらさらと触っている。
その光景を見て、また葛藤が起こる。
いいのか?俺。
やっぱり、秀を応援するべきじゃ・・・・・
一日目、
自分のとまどう気持ちをまだ自覚したくなくて
必要以上に秀と綾菜ちゃんをくっつけていた俺。
俺の気持ちが大きくなる前に
と、近頃何回も秀に告白を勧めた。
そんな、俺の弱さともとれる友情がまた芽生える。


