「あや~~~!!!」
「うわ!!」
いきなり後ろから抱きつかれて振り返ると
クラスの女子数人だった。
「久しぶり!」
久々の面子に自然と顔が緩む。
「ホントに久しぶり!
合いたかったよぉ~~。」
抱きついてきたのは、クラスで一番小さな千鶴。
みんなちーちゃんって呼んでて、みんなの妹。
「ちーちゃん!!!」
「綾!!」
わたしたちはみんなに笑われながら熱く抱擁した。
ちーちゃん、相変わらずちっちゃくて可愛いなあ。
こんなちっちゃいのに、彼氏はあんな長身なんだもんな。
こんな風にみんなといると、
今日から2学期で、またみんなと過ごせるんだって実感した。