駅に着くと響達はもう着いていた。 「おっせぇーよ!!」 響が俺に気付くなり叫んだ。 「悪ぃ」 「柾樹まっじ久々!!元気だったかぁ?」 「柾樹また背 伸びた?」 今更伸びるかよ。 「彼女できた?」 …………。 一気に質問攻め。 「お前ら変わってねーなぁ~」 俺は思わず噴き出してしまった。 駅前に溜まる響達はガラが悪いと思う。 響を筆頭に金、赤、オレンジ…と何ともカラフル頭。