お風呂から上がってもまだ6時にもなっていない。
先ずは顔を…いや、まぶたをどうにかしなきゃ!と濡れタオルで冷やすことにした。


ちょっとひりひりするそこに当たるひんやりとしたそれは私の心をも落ち着けてくれるよう。


一通り冷やし終われば悲惨な顔面からはおさらばできた。


今から寝てもあまり寝れないし、何かをしていないと昨日の事を考えてしまいそうな私はいつもより時間に余裕があるからと、和食を作ってみる事にした。




余裕のあった時間もご飯が出来上がる頃には7時30分になっていた。


無駄に豪勢な朝食を一瞥して、そこで浮かび上がるのは彼。




…起こした方がいいのか?


でも気まずいし…

どういう顔をしたら良いかも分からない…






私は迷った挙句連絡する事もなく一人で学校に行く事にした。