そして、時間が経ち、駅前で待っている。 「お待たせ。」 花織が来た。 「待ってないから、大丈夫。」 今日の服は、クールでラフな感じだ。 って何服をチェックしてんだよ。 「じゃあ、行くか。」 「うん。あっ、家に行くことを孝介にもメールしておいたから、心配いらないよ。」 「妬いてなかった?いくら友達とはいえ、他の男の家に行くなんて。」 そういうもんじゃねぇの? 俺だったら、友達だろうがイヤだし、妬くけどな。