放課後になった。 「ねー雪菜」 「なに?」 「裕希にさっき告白されたんでしょ?」 「うん」 「雪菜って裕希の事好きだったんだ?」 「え?あ、あぁまあ」 「そうなんだー。あ、時間!行かなきゃ!ごめん、またね!」 「ばいばーい!」 そう言いながらななみは消えた。 「雪菜ー行こう!」 裕希が叫ぶ。 「うん!あのさ、ケーキ屋よってかない?」 「いいね、行こう!」