「秘密!」 「そっか、そういえばこの前奏と会ったんだって?」 「あ、う、うん」 何かおかしい。 雪菜は奏の事を知らないはずなのになんで名前を言うと顔色が変わる。 蓮はそう思った。 「帰るね、ばいばい」 雪菜はそう言って走って逃げていった。 雪菜は近くの公園で立ち止まった。 「雪菜ちゃん」