白夢ー善悪と妖怪ー

「確かにわしは行けとは言ってはないが、ろくに現場の状況の確認もせずに昌誠を連れて行った。違うか?」

「それはそうですが…でもすぐに昌誠をあの場から離しました」

「当たり前じゃ、このたわけめ!
そんな事も判断できぬ様ではいかんわ!!
それに、時間稼ぎのために術を使うなど愚の骨頂じゃ!
まぁ鳴絃で残気をある程度払い浄化した所は良かった。
それがあって37点じゃ。
より一生精進することじゃな」

「わかりました、失礼します」そう言い晴明の部屋を出た。