白夢ー善悪と妖怪ー

思い出して痛みが出てきたのか小さく「痛っ」とつぶやいた。

それを聞き逃さなかった蓬都は懐から式符を1枚取り出し、

「昌誠、これ痛みの幹部に当てとけ。
すぐに痛みが引く」と使い方の説明をし手渡した。


「ありがとうな。
確かに痛みが少しずつ引いてく。流石は陰陽師だな」

「まぁな。それは怪我に効く符だ。
俺は自分のやった事に対しては自分で責任を持つ主義だからな。
俺の回し蹴りで怪我したんなら俺の霊力(ちから)で治す、それが俺だ」