放課後。 「莉音~!」 私を呼ぶ、愛しい人の声。 「佑斗っ! 今行くね~^^」 「はぁーまだ寒ぃなー」 「そうだね~。 あっ、佑斗コレっ!」 「おっ!! チョコ?」 「ウンっ!!」 「ありがと^^ もう食っていい?」 「えっ? うっうんっ、どうぞ!」 パクッ マフィンを口にする佑斗。 ドキドキ… 「…すっげぇ上手い! 莉音って、料理上手かったんだな^^」 「よかったぁ~」 ほっとする私。 「じゃ、お礼に♪」