クリスマス前日。 私は、あのアクセサリーショップにいた。 「あのっ山碕ですが…」 「あぁ!! ネックレスですね?」 「はいっ!」 「少々お待ちください」 … 「ありがとうございました」 私は、会計をすまし店を出る。 これでやっと佑斗にプレゼントできる♪ 家につくと、佑斗からメールがきた。 :明日、駅前に10時でいいか? 楽しみにしとけよ! :いいよ♪ 楽しみにしてるね!! そう返事をし、私は服選びにとりかかる。 「あぁー明日、楽しみすぎる♪」 そんな言葉を、何度もつぶやきながら…。