私は、そんな思いを消したくて目をつむった。 「おはよ~」 「おぅ、はよ」 そう言って、微笑む佑斗。 ねぇ…佑斗、私信じてるからね? そう心のなかで呟いた。 「明日、放課後一緒に帰ろうな」 「ウンっ^^」 もう明日は、私の誕生日。 結局、佑斗にあのことは聞かないまま。 信じてるって言っても、ずっと心の中でモヤモヤしてる。