「今日はゴメンね…ありがと」 家まで送ってくれた2人に、そういう。 「ウウン、いいよ^^」 そう微笑む郁。 「そーだよっ! …莉音、佑斗は莉音のこと裏切るようなことしてないと思う…。」 「ウン…。 私もそう思う…」 思いたい。 「ならよかった^^ じゃあ、また明日学校でね」 そう言って、私たちは別れた。 部屋に戻ると、ベットへ座り込む。 「はぁ…」 そんなことないって思いながらも、やっぱり少し嫌な思いが頭によぎる。