飄然(へうぜん)と家を出(い)でては 飄然と帰りし癖よ 友はわらへど 飄然とただ飄然とあるがまま 生きて行きたし 流れる雲よ (一郎)'04.1.18 家出した二十歳の夏に ふるさとも友も捨て去り 己自身も (一郎)'06.9.9 飄々と生きている人がいた 北国に住む石の彫刻家だった 人の家で食事をよばれた そのお返しに病衣や学校で彫刻を教えていた 飄々と硬い石を刻んでいた [ 一郎 ] '08.4.30