先には大きな扉があった

入口以外では初めての扉に

「ここにいるのか」

勢いよく扉を蹴破ると

「ようこそいらっしゃいました」

深々と頭を下げる黒髪ロングの、
美人がいた

「私は箱の最初の守護者です、」

さっきまでの奴らと違う

「箱はそこにいらっしゃいます」

指差した先には数段高い玉座

その前にカーテンがある

「貴方は仲間が全員ここに来た時
初めて箱に会えます」

目の前の女が指を鳴らすと画面に

「な、みんな」

皆が戦っていた

「申し遅れました、私はリーン」

そう言い近くにあったテーブルと
椅子に俺を誘導した