更に上の階に進むと

「なんだ、ここ」

花畑になっていたそこには

「女の子…?」

少女が中央に座り花を摘んでいた

「貴方達が…敵なの?…」

俺達を振り向き首を傾げる少女に

「貴方達はママを壊す悪者?」

不思議そうに言う奴に

「俺らは、箱を破壊する」
俺がそう言うと

「ママを破壊する人はハルの敵、
ママを守って、パパに会うの」

少女は立ち上がり

「キリングドールモードに変更、
夜叉姫 水無月 80%限定起動」

少女は白い着物を着た女性に…

「んなのありかよ」

呆然としたら

「私が指名するのは貴女です」

ユキを指差して

「母上様を害する者に死を」

柄だけの物を両手に持ちユキに

「母上様は父上様を待ってるだけ
母上様はただ待ってるだけなの」

そう言いながら襲う

「速くいきなよ」

それだけ言い戦いに集中した