花乃斗が指名したのはカグだった

「僕は誰でも良いけど、僕を舐め
た人が、僕に負けるのも捨て難い
ですが、所詮人間ですからね」

舐めた発言をし、鼻で笑った奴に

「ふっ、てめぇも舐めてるだろ」

カグも挑発したが

「他の方達は進んでも、ここに居
て僕にこの人がヤラレるのを見る
か好きな方を選んでください」

無視し、話す奴にイラツク

「そうか、んじゃ進ませる」

さらっと流すカグ

「効率良くやるだけだ」

真剣に言うカグと

「一斉にやったら良いじゃない」

ユキが憤りながら言う

「馬鹿か、先に進ませるって事は
先には更に強い奴がいるはずだ、
なら体力を温存した方が良い」

苦笑するカグ

「そうですね、」

ナナも納得した
カグに言われてもピンと来ないが
ナナに言われたら納得したようだ

…すごい不服オーラをだしながら

「ちゃんときなよ…」

とだけ言った